「どうする家康」共に乱世の夢を見ようぞ!第47回放送「乱世の亡霊」振り返り (5/6ページ)
俗説では家康に死をも覚悟せしめた大暴れを、是非拝ませて欲しく思います。
本当に書いていた南無阿弥「家康」
南無阿弥「家康」。これは書き間違いか遊び心か、それとも何かの暗号か?(イメージ)
南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏・南無阿弥「家康」……南光坊天海から勧められて、晩年の家康が日課にしていて念仏の書写(日課念仏)。
小さな字でひたすら南無阿弥陀仏・南無阿弥陀仏と書いていくのは、何だか気が遠くなりそうな作業ですね。
そんな中に紛れ込んだ南無阿弥「家康」。何の冗談かと思ったら、実際にそう書かれたものが何点も残っていると言います。
何十回、何百回と書いている内に視覚がゲシュタルト崩壊を起こしてそう書き間違えてしまったのか、あるいは遊び心?を出してわざとそう書いたのかも知れません。
しかし現世の罪業を悔い改め、極楽往生を遂げるための日課念仏ですから、そういう場でそんなおふざけをするのもいささか不自然ではあります。
実際のところは明らかにされていないものの、恐らくはついうっかり書き間違えてしまい、書き直しが許されなかったのではないでしょうか。
「地獄を背負ってあの世へいく」と言いながら、阿弥陀如来に救いを求めるというのも矛盾している気がしますが、もしかしたら今まで殺してきた敵や死なせてしまった味方を供養する意味が込められていたのかも知れませんね。