サイトリニューアルで CO2 排出量 4 割削減!※1 ~CO2年間排出量を6.8t削減! サステナブルWEBデザインを取り入れた先進事例~【パシフィコ横浜】

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みなとみらいPRセンターのプレスリリース画像
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パシフィコ横浜(正式名称:株式会社横浜国際平和会議場、所在地:横浜市西区、代表取締役社長: 林琢己)は、サステナブル WEB デザインを取り入れ、自社の公式サイトをフルリニューアルして 2023 年 8 月に公開しました。サイトリニューアルにより年間 CO2 排出量を 6.8 トン-CO2e削減し、削減率は以前 のサイトと比べて約 4 割減となりました。この削減量は、杉の木 772 本が 1 年間に吸収する量に相当します。

パシフィコ横浜(正式名称:株式会社横浜国際平和会議場、所在地:横浜市西区、代表取締役社長: 林琢己)は、サステナブル WEB デザイン(※2)を取り入れ、自社の公式サイトをフルリニューアルして 2023 年 8 月に公開しました。サイトリニューアルにより年間 CO2 排出量を 6.8 トン-CO2e(※3)削減し、削減率は以前 のサイトと比べて約 4 割減となりました。この削減量は、杉の木 772 本が 1 年間に吸収する量に相当します (※4)。

当社は継続的にサイトの見直しを行うことで、サイトを利用するお客様の利便性の向上と、消費電力を抑えたデザインの両立を図るとともに、サステナビリティ方針に基づき、環境に配慮した取組みを進め、地域社会や世界への影 響を考慮した事業展開を継続してまいります。

■背景・概要
パシフィコ横浜ではこれまで、サイト制作・運用を外部の制作会社へ依頼しており、掲載内容の修正や新規コンテ ンツ追加に伴う時間とコストが課題となっていました。また、長年の運用でページ数が膨大となり、サイト管理の効率 化が必要となったことから、サービスサイトおよびコーポレートサイトを含むすべてのコンテンツのフルリニューアルを内製で 実施。さらに、人と地球にやさしい WEB デザインの考え方にも注目し、「サステナブル WEB デザイン」をリニューアルに 取り入れることを社員が発案して、CO2 の削減を目指しました。

■サステナブル WEB デザインのポイント
(1)TOP ページのスマート化
今回のリニューアルでは、TOP ページの容量を大きく削減。画像の利用を最適化し、スクロールの発生しないデザインにすることで、サイトの表示スピード向上やリソースの削減を実現しました。


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3NTc3NiMzMzAwMDcjNzU3NzZfblV1eEJCTFJLSC5wbmc.png ]
(2)UI(ユーザーインターフェイス)デザインの強化 
ユーザーの目的に合わせて、サービス情報、コーポレート情報、プランナー情報を切り分け、必要な情報にスムーズにたどり着ける設計を目指しました。
また、アニメーションやフォント、配色デザインなど、わかりやすさを追求した UI デザインを強化し、これまで以上に、スマ ートフォンやタブレットなどのモバイル端末からの見やすさにも配慮しました。その結果、サイト内で発生していた無駄な アクセスが解消され、PV 数は 20%削減。それに伴い、必要な情報に辿り着けないことで発生していたお問い合わせ 数も、従来比で 88.7%削減することができました。

(3)サイト全体のページ数削減
これまで 1000 ページ超もあったサイト全体をあらためて再設計しました。その結果、余計なページの削減に成功し、ページ数は 200 ページにまでスリム化することに成功しました。

■想定 CO2 削減量の調査について
今回の調査、分析については、デジタルビジネス運用支援で企業の脱炭素 DX を推進する株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙野 明彦)と共同で実施しました。

株式会社メンバーズ 常務執行役員兼脱炭素DXカンパニー社長 西澤直樹 氏のコメント
メンバーズでは、お客さま企業とともに気候変動問題をビジネスで解決することを目指しており、脱炭素とビジネ ス成果の両立を実現する 9 つのソリューション群「脱炭素 DX ソリューション」を提供しています。サステナブル Web デザインチェックサービスはその一つです。
この度、当社では、パシフィコ横浜さまがリニューアルされた Web サイトの分析・検証を担当しました。シンプル なサイト構成、情報設計により、ユーザーの使いやすさと環境への配慮を実現されており、リニューアル前の約 4 割の炭素排出量を削減されています。まさにこれからの Web サイトの在り方を体現されている先進事例です。
サステナブル Web デザインは、デジタルサステナビリティの実践に必要不可欠な取り組みで、メンバーズではガイ ドラインの公開も予定しております。ぜひ多くの企業に取り入れていただきたいと考えています。

■導入したツールについて
今回のサイトリニューアルにおいては、STUDIO 株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役 CEO:石井 穣)が提供するノーコード Web 制作プラットフォーム「STUDIO(スタジオ)」を導入して実施しました。その結果、 更新作業の工数が削減でき、サステナブルなサイト運用につながっています。

STUDIO 株式会社 執行役員 VP of Japan Growth(国内事業グロース責任者)
菊地 涼太 氏のコメント
STUDIO は、約 10 万サイト、約 40 万人が活用する国産ノーコード Web 制作プラットフォームです。高い表現力と直感的なインターフェースが特徴で、Web サイトのデザイン変更やコンテンツの追加を社内で完結いただ けます。また、大規模な PV 数や同時接続数に対応できるホスティング性能を誇り、ビジネスシーンでも安心し てご利用いただいております。
今回、パシフィコ横浜様が抱えていた「サイト更新に伴うリソースとコスト面での課題」を STUDIO が解決できた ことを大変嬉しく感じております。加えて、画像データの自動圧縮をはじめとする読み込みデータ量の最適化を 通して「サステナブル WEB デザイン」の実現に貢献できたことも、大変光栄でございます。今後とも STUDIO は、Web サイトに悩みを抱える多くの事業者様の課題を解決してまいります。

■リニューアルサイト
パシフィコ横浜 公式ポータルサイト
https://www.pacifico.co.jp/
パシフィコ横浜 for planners | ビジネス・イベントプランナー向けサイト
https://plan.pacifico.co.jp/
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※1  W3C ワーキンググループ「Sustainable Web Design(SustyWeb)Community Group」作成の 「Emissions Calculation Formulas」を参考に算出。 https://sustainablewebdesign.org/calculating-digital-emissions/
訪問ユーザーが多いトップページとアクセスマップページについて、リニューアル前として 2023 年 7 月、リニュ ーアル後として 2023 年 10 月の月間 CO2 排出量を算定。それぞれを年間の値に換算し、比較。

※2  地球の環境を優先した Web サービスをデザインするアプローチ。また、社会、ビジネスにとってもよい Web デザインのこと。

※3  t-CO2e とは:e=equivalent の略で、「CO2 に換算した」という意味の単位。CO2 に限らず温室効果 ガス全般を考慮している。

※4  林野庁「森林はどれくらいの量の二酸化炭素を吸収しているの?」 https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/ondanka/20141113_topics2_2.html


提供元:valuepressプレスリリース詳細へ

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