なんと日本海軍はブドウから兵器を作っていた!?戦時中のワイン造りとロッシェル塩【前編】 (3/3ページ)

Japaaan

現在の財務省本庁舎

ワインに添加して酒石酸を採取するための脱酸用石灰は、当時は統制品でした。しかし酒石酸を緊急軍需物資として増産するために、割当や配給の面で特別な便宜が与えられます。

とはいえ、酒石酸はワインの製造処理過程で析出するものなので、そもそもワイン造り自体を推し進めなければ意味がありません。そこでワイン造りの統制を特別に緩和し、ワインの製造免許数を増やしたり、造石数の増量を容認したります。

さらに、ワイン造りに欠かせない砂糖も当時は最重要の統制品でしたが、やはり割当や配給の面で便宜を与えました。こうして戦時中の日本では、ワイン造りが奨励されていったのです。

【後編】につづく

【参考資料】
山形の戦跡 薄れる戦争の記憶 NHK
国税庁

日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan

「なんと日本海軍はブドウから兵器を作っていた!?戦時中のワイン造りとロッシェル塩【前編】」のページです。デイリーニュースオンラインは、日本海軍昭和時代第二次世界大戦ワイン戦争カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る