学生時代のようにものを覚えられない人のための「大人の勉強法」 (2/2ページ)

新刊JP

しかし、脳の神経細胞同士をつなぐネットワークは年齢に関係なく成長していく。このネットワークをフル活用するのが大人の学び方のコツである。

たとえば、先ほどの「理解しよう」と頭を働かせて記憶する方法は、本書でいうところの脳の「記憶系番地」と「理解系番地」を働かせるやりかただ。脳にはこの他にも「思考系」「感情系」「伝達系」などの番地があり、これらを連携させることで、効率的に学ぶことができる。

多くの人は40代以降に脳の力が衰えたと感じるものだが、実際はそんなことはなく、脳が“旬”を迎えるのは30代~50代、なかでも45歳から55歳が脳の最盛期なのだそう。だからこそ、今の自分の脳に適した学び方を見つけられるかどうかで学びの成果がまったく変わってくるのである。

勉強はしようと思った時がはじめ時。その勉強を実りあるものにするために、本書で明かされている知識は大いに役立ってくれるはずだ。

(新刊JP編集部)

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