機動隊も出動!死者まで出た最初期の「年末ジャンボ宝くじ」の大混乱ぶりがスゴすぎる (3/4ページ)

Japaaan

午前5時には群集は二万人にまで膨れ上がり、午前6時10分にくじの販売が始まると、六つあった売り場の窓口に群集が殺到。この時「順番を守れ」「何をするんだ」「馬鹿野郎」などの罵声が飛び交いました。

次に大阪です。大阪の扇町公園の特設売り場でも、東京と同じように大勢の人が集まり、夜を徹して宝くじの販売スタートを待っていました。人数は、後楽園球場をさらに上回る約三万人にも及んでいます。

この人数を受けて、販売する方もこれはまずいと思ったのか、予定時刻を繰り上げて午前3時に売り場をオープン。それでも結局大混乱となり、五名の負傷者が出ました。

死亡者も出て予約制へ

そして次は福岡県福岡市中央区平和台です。ここでは売り場に三万人が集まり、午前4時頃に男性一名が死亡重傷者一名と軽傷者十数名が出ました。

で、最後に長野県松本市の売り場(詳しい場所は不明)です。ここでも3,500名が集まり一名の死者が出ました。

ただ、長野県での死者は群集の混乱が原因ではありませんでした。売り場に並んでいた年配の男性が、氷点下3.5度の中で寒い寒いと言いながら脳溢血で亡くなったのです。

ともあれ大混乱だった点は他の現場と同様だったらしく、当時は警察官50名が警備に当たっていましたが、集まった人々をを鎮めることはできませんでした。

最終的には、この年の年末の宝くじの販売によって全国で二名の死亡者と25名の負傷者が出るという結果になりました。場所によっては、宝くじの販売そのものが途中で中止となったところもありました。

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