【光る君へ】9歳で母を失ったまひろ(紫式部)、当時の主要人物たちは何歳だったのか?年齢を比較

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【光る君へ】9歳で母を失ったまひろ(紫式部)、当時の主要人物たちは何歳だったのか?年齢を比較

令和6年(2024年)NHK大河ドラマ「光る君へ」、第1回放送「約束の月」から衝撃的な展開でしたね。

時は貞元3年(978年)、まひろ(紫式部)は母・ちやは(藤原為信女)を藤原道兼に殺されてしまいました。
※実際の藤原道兼はそんなことをしていません。少なくとも記録にはないのでご安心ください。

ちやは ©NHK

さて、第2回放送「めぐりあい」では、母の死から6年が経って15歳になった……というストーリーなので、逆算すると”まひろ”は天禄元年(970年)生まれ説が採用されたようです(紫式部の生年については諸説あり)。

【光る君へ・まひろの略年表】

まひろ ©NHK

天禄元年(970年) まひろが誕生する(1歳)
天延2年(974年)? 弟の太郎(藤原惟規)が誕生する(5歳)
貞元2年(977年) 「光る君へ」物語が始まる(8歳)
貞元3年(978年) 母・ちやはが殺される(9歳)
永観2年(984年) 母の死から6年が経つ(15歳)

※カッコ内はまひろの年齢。数え年なので誕生時点で1歳です。

さて、それでは同じ時代を生きていた主要人物たちは何歳なのでしょうか。今回はそれを比較してみたいと思います。NHK大河ドラマ「光る君へ」を楽しむご参考にどうぞ!

※各人の年齢は”まひろ”が15歳となった第2回放送「めぐりあい」開始の永観2年(984年)時点のものです。

まひろの家族たち

月岡芳年「古今姫鑑 紫式部」

まひろ(紫式部/落井実結子)……天禄元年(970年)/15歳 太郎(藤原惟規/湯田幸希)……天延2年(974年)?/11歳? 藤原為時(岸谷五朗)……天暦3年(949年)?/36歳? ちやは(藤原為信女/国仲涼子)……生没年不詳/為時と概ね同年代? 藤原宣孝(佐々木蔵之介)……生年不詳/為時と概ね同年代? 三郎の藤原一門

藤原道隆。菊池容斎『前賢故実』より

三郎(藤原道長/木村皐誠)……康保3年(966年)/19歳 藤原兼家(段田安則)……延長7年(929年)/56歳 藤原時姫(三石琴乃)……生年不詳/既に死去 藤原道隆(井浦新)……天暦7年(953年)/32歳 藤原道兼(玉置玲央)……応和元年(961年)/24歳 藤原詮子(吉田羊)……応和2年(962年)/23歳 高階貴子(板谷由夏)……生年不詳/道隆と同年代? 平惟仲(佐古井隆之)……天慶7年(944年)/41歳 朝廷にうずまく人々

花山天皇(画像:Wikipedia)

円融天皇(坂東巳之助)……天徳3年(959年)/26歳 師貞親王(花山天皇/伊藤駿太)……安和元年(968年)/17歳 藤原遵子(中村静香)……天徳元年(957年)/28歳 藤原頼忠(橋爪淳)……延長2年(924年)/61歳 藤原文範(栗田芳宏)……延喜9年(909年)/76歳 藤原顕光(宮川一朗太)……天慶7年(944年)/41歳 藤原為光(坂田マサノブ)……天慶5年(942年)/43歳 源雅信(益岡徹)……延喜20年(920年)/65歳 源重信(鈴木隆仁)……延喜22年(922年)/63歳 安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)……延喜21年(921年)/64歳

第2回放送「めぐりあい」に登場する人々

一条天皇(画像:Wikipedia)

懐仁親王(一条天皇/石塚陸翔)……天元3年(980年)/5歳 藤原繁子(山田キヌヲ)……生没年不詳/道長の叔母で道兼に嫁ぐ。 藤原実資(秋山竜次)……天徳元年(957年)/28歳 輔保(松本実)……散楽の座頭。架空の人物と思われる 直秀(毎熊克哉)……散楽の一員。架空の人物と思われる 百成(吉田壮辰)……散楽の一員。架空の人物と思われる 磯丸(谷川功)……散楽の一員。架空の人物と思われる 久々利(上田実規朗)……散楽の一員。架空の人物と思われる 白太(佐久本歩夢)……散楽の一員。架空の人物と思われる 黒太(原池優)……散楽の一員。架空の人物と思われる 絵師(三遊亭小遊三)……まひろに影響を及ぼすらしいが、架空の人物か 麻彦(小平大智)……京の住民。架空の人物と思われる 俊古(久保田武人)……蔵人所で働く書記官。モデルはいるのだろうか 終わりに

これから様々な人物によって、物語が彩られていく(イメージ)

ざっとこんなところでしょうか。演者と配役の年齢差が大きすぎる人もいるでしょうが、そこはあくまでも実在人物の年齢として観てあげてください。

母の死から6年、まひろ(吉高由里子)は15歳となり、成人の儀式を迎える。死因を隠した父・為時(岸谷五朗)との関係は冷めきる中、まひろは代筆仕事に生きがいを感じている。一方、道長(柄本佑)は官職を得て宮仕え。姉・詮子(吉田羊)が帝との間に皇子をもうけ、道長の一家は権力を拡大していた。道長の父・兼家(段田安則)は権力をさらに強固なものにしようと道兼(玉置玲央)を動かし、天皇が退位するよう陰謀を計る。

※NHK大河ドラマ「光る君へ」公式サイト(2)めぐりあい より

母の死を乗り越えて、動き出そうとするまひろの運命。そして陰謀うずまく朝廷に乗り込んでいく道長。二人の関係がどうなっていくのか、これからの展開が楽しみですね!

トップ画像(左):NHK大河ドラマ「光る君へ」公式ホームページより

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