11歳の一条天皇と14歳で結婚。清少納言も仕えた「藤原定子(演:高畑充希)」の読み方やエピソード紹介【光る君へ】
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2024年大河ドラマ『光る君へ』で、高畑充希さんが演じるのが藤原定子です。読み方は、”ふじわらのていし” または ”ふじわらのさだこ” と読みます。名前は聞いたことがあるけれど、実際どんな人物だったのかよくわからない、という方も多いのではないでしょうか?
今回の記事では、一条天皇や清少納言など、彼女と深いかかわりのあった人物などとのエピソードをご紹介します。
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藤原定子は、976年(貞元元年)、藤原道長の兄である藤原道隆(ふじわらのみちたか)と高階貴子(たかしなのきし/たかこ)とのあいだに生まれました。
母は宮仕えの経験もあり、知性のあった人物でした。そんな母の影響もあり、藤原定子も知的な女性へと成長。
15歳のころ、一条天皇の后となります。ウィットに富んだ会話や芸術を楽しむ定子のサロンは、明るく華やかだったといいます。
しかし、1000 年(長保2年)の暮れに、定子は第3子を出産した後に亡くなってしまいます。
一条天皇とのエピソード藤原定子と一条天皇の結婚は政略結婚だったものの、二人は仲が良かったと言われています。
例えば、結婚した当時は定子14歳、一条天皇が11歳と、まだまだ子どものような二人。彼らは2人で一緒に乳母にいたずらをしたことがあったとか。
また、当時は跡継ぎをしっかりと残すために複数の妻がいましたが、そんななかでも一条天皇は定子を一番に愛したと言われています。
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清少納言が記した『枕草子』には、宮仕えを始めた当初、緊張などでなかなか人前に出ていかれなかった清少納言に、藤原定子は優しく声をかけたというエピソードが書かれています。
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画像:大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより
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