気候の錬金術。大気中の二酸化炭素を超強度の極細繊維に変えることに成功 (3/4ページ)

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 「電気触媒と熱触媒を組み合わせた連携プロセスで、どちらか一方のプロセスだけでは無理なことを実現しています」(カリフォルニア大学&ブルックヘブン国立研究所 チェン・ジングァン氏)

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image credit:Zhenhua Xie/Brookhaven National Laboratory and Columbia University; Erwei Huang/Brookhaven National Laboratory ・リサイクル性も非常に高い
 このアイデアが優れているのは、これまでより半分以下の低い温度でカーボン・ナノファイバーを作れることだけではない。リサイクル性が非常に高いのだ。

 カーボン・ナノファイバーができた後、表面から触媒が押し出されるので、これを再利用できる。さらに第一ステップで生成された水素を回収し、燃料にすることもできる。
実用化するには、二酸化炭素フットプリント解析と触媒リサイクルのどちらも大切です(チェン氏)
 カーボン・ナノファイバーは非常に強力で、例えばコンクリートの強化材など、様々な用途に利用できるとのこと。
そうすることで50年以上は炭素をコンクリートに閉じ込めておけるでしょう。それまでには、世界は炭素を排出しない再生可能なエネルギー源に移行しているはずです(チェン氏)
 この研究は『Nature Catalysis』(2024年1月11日付)に掲載された。
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