独自でアトピーを研究。理学療法士が辿りついた答えとは。 (2/3ページ)

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当時はまだ黄色ブドウ球菌がアトピーを悪化させるという認識は広まっていなかったため、今度は黄色ブドウ球菌を減少させる方法を模索した。

 黄色ブドウ球菌を減少させる方法として、イソジンを用いたイソジン療法というものがあるが、黄色ブドウ球菌以外の良い常在菌まで減少してしまうという。多くの方法を探した先に辿り着いたのが、微生物を用いた黄色ブドウ球菌を減らす方法だという。入浴時に微生物を混ぜた浴槽に浸かるということを約3ヶ月継続することで、重症アトピーを軽度のものまで和らげることができると樋口氏は語る。
 自身が40年間も悩み続けてきたアトピーがたった3ヶ月で軽度なものへと改善されたため、これしかないと思い、すぐにモニターを募りテストした。すると10人中10人が改善され、最初は脱ステロイドによる離脱症状は見られるものの、微生物による副作用はなかったという。

アトピーで悩む人に1人でも多く伝えるためYouTubeで発信


 現在樋口氏は、より多くのアトピーで悩む人たちを救うべく、YouTubeを通じて、実際に重症アトピーを微生物を用いた入浴療法により改善した人々の声を発信している。この微生物を用いた黄色ブドウ球菌を減らす方法は、最初に脱ステロイドの離脱症状が出ることで当人はとても辛いという。そのため本人に治す覚悟があるかはもちろん、ご家族の理解があるかなども面談で確認し、アトピー重症患者と二人三脚で改善に取り組んでいる。

 黄色ブドウ球菌が減少し、重症アトピーから軽症アトピーに変わった後は、衛生環境を保ってもらったり、食べ物に気をつけてもらったりと綺麗な肌を保つアプローチに変わるそうだ。
「YouTubeで患者の生の声を配信して、効果として示せているのは自分だけだと思います。自分が苦しんだからこそ、同じように悩む人たちを1人でも多く減らしていきたいんです。」と樋口氏は語る。これまでの改善率は約8割で、10人に2人は黄色ブドウ球菌の種類が違う可能性があるのだという。

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