珍しい白色のペンギンが南極基地で目撃される (2/3ページ)
このペンギンは目の色は本来の色をしていたため、白変種である可能性が高いという。
白変種はアルビノとは異なり遺伝情報は正常だが、なんらかの要因で色素が減少し、体毛・羽毛・皮膚などが白化する。
メラニン色素の生成が全体に影響を与えるわけではないため、目の色素細胞には影響しないことから、アルビノのように赤色の目にはならない。
白変種の個体が健康上の問題を抱えることは少ないが、全身が白いことで捕食者から狙われやすいと考えられている。
ペンギンの背中が黒い理由は、海を泳いでいる時に目立たなくなるからと言われている。海の色と同化するため、上からの敵に狙われにくくなり、黒い岩肌で身を隠すこともできるからだ。
それが白いとなると少し不利かもしれないが、雪や氷に覆われた南極なら、逆に白いことが有利に働くかもしれない。[画像を見る] よく見ると斑点のような模様があるようにも見えるけど、これは模様なのだろうか?それとも汚れがついたのだろうか?
実は鳥類には、白変種の一形態であるイザベリニズム(isabellinism)という白化現象も確認されている。
これは鳥の羽色が通常よりもずっと薄くなる遺伝的な特徴のことで、白変種同様メラニン色素が十分に作れなかったり、色素の分布を不均一にさせる。そのため、白い斑点や模様などが現れることがあるという。