お気に入りの展示品情報を小中高生に向けて紹介「明大生の推しミュージアム」を開始~CUMAGUS(雄山閣)×明治大学博物館学生広報アンバサダー 協働企画~ (3/3ページ)

バリュープレス

人員やシステムの制約によって博物館からの情報発信が薄くなっているとの声は多く、昨年4月「CUMAGUS(クマグス)」の立ち上げに至りました。今回、学生という若い視点から展示品やミュージアムを紹介してもらうことによって、小中高生はもとより、博物館のスタッフにも新しい気づきがあるのではないかと期待しています。

● 明治大学博物館学生広報アンバサダー・木下奈映(文学部1年)さんのコメント
今回、学外から初めてお声掛けをいただき産学協働の場を得ましたが、授業で使用する教科書の出版社だったので、とても光栄でした。友人と話すと、博物館は美術館と比べて敷居が高かったり、地味な感じがしたりすると言われます。博物館は先人の知見を保存・展示する場であり、好奇心が刺激される一品がきっとあります。同世代の皆さんに魅力を伝えたいと思って、各記事をメンバーで執筆しました。記事を読んだら、実際に博物館へ足を運んでいただけたら嬉しいです。

● 明治大学博物館・千葉修身館長のコメント
博物館の来館者が高齢層に偏りがちであるという点は、設置者を問わず共通した課題です。エンターテイメントが溢れる今日、若年層に興味を持ってもらうためには、行ってみて面白かったという共感が後押しになるとの仮説が立てられました。若い人たちの特権は、経験値に基づかない発想や創造が出来ることです。今回、検証の場をご提供いただいたので、実社会で実践し、得られた評価を更に学びに繋げて欲しいと思います。

● 株式会社雄山閣とは?
1916(大正5)年創業、日本最大級の学術専門図書出版社。考古学、歴史、文化史、伝統芸能、博物館学などを中心に刊行しています。
博物館キューレーションサイト「CUMAGUS(クマグス)」は、「WITHコロナ時代」の新しい「価値観」の形成を目指して、2023年4月に公開しました。デジタルを活用した発信の場所を提供し、多くの人々が歴史と出会うキッカケを作ることを目的としています。

● 明治大学博物館学生広報アンバサダーとは?
明治大学博物館をもっと明大生に知ってもらい、国内や海外の博物館・美術館訪問のきっかけにして欲しい!という思いで集まった学生たちで、現在は17名で活動しています(2021年結成)。これまで、日本最古の学生街である神田学生街を再発見し、現役学生とのつながりを深める「のんびり神田学生街」をメディアプラットフォームnoteにて展開、明大生が使える「美術館・博物館の会員制度」の広報活動を4キャンパス(駿河台・和泉・生田・中野)で企画してきました。


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