人間関係強者がやっている「マウンティング」の活用法 (2/2ページ)

新刊JP

■さりげなく能力を誇示する「ステルスマウンティング」とは

逆に、それとなく自分の地位や能力を示す必要があるシーン、つまりマウンティングが必要なシーンもある。

そんな時は、あくまでさりげなくやるのがベター。本書ではその一例として、「自虐」の中にマウンティングを混ぜ込む手法を紹介している。

「会議ばかりで自由な時間が全然ない…毎日カレンダーが会議だらけ。部下が15人にもなると定例の1on1も増えるし、自分の処理能力の低さが嫌になる。みなさんはどうやって対処されていますか?」

といった具合である。自分の処理能力の低さを嘆きながらも、社内で頼りにされていることもアピールしている。こうしたマウンティングなら、あまり嫌味には聞こえないはずだ。同様に「髪を切りにいくと、いつも美容師さんから『髪が多いですね』と言われます。両親に感謝ですね」と、「感謝」のオブラートに包んだマウンティングや、謙遜しながらのマウンティングもある。場面に応じて使い分けたいところだ。

「マウンティングで周囲と自分を比較する行為。他人と自分を比べているうちは幸せになれない」などと言われるが、他人よりも優れていると思えるところをいくつ見つけられるかで得られる幸せもあることは否定できない。その意味で、言葉として発するかは別として、「マウンティング」からは、確かにポジティブで本質的な要素をくみ取ることができる。

「マウンティングは悪」と決めつけるのは思考停止。誰もが逃れられない以上、何か使い道を見つけるべきだ。本書はその助けになってくれるだろう。

(新刊JP編集部)

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