暗闇で光る植物が米農務省に承認され販売開始に。発光キノコの遺伝子を組み合わせたもの (2/5ページ)
こうした果物から放出されるエチレンガスは、植物の代謝をうながすので、ホタルペニチュアをいっそう明るく輝かせてくれる。
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・発光物質「ルシフェリン」が作用
ホタルペチュニアが光るのは、ホタルや発光キノコと同じく「ルシフェリン」という発光素の作用だ。
植物の細胞壁にある化合物「リグニン」には、「コーヒー酸」という分子が含まれている。
発光キノコの場合、ある酵素によってこのコーヒー酸がルシフェリンに変換される。するとまた別の酵素がルシフェリンを酸化させ、その時に陽子が放たれる。これが光の正体だ。
ホタルペチュニアには、発光キノコのDNAが組み込まれており、コーヒー酸をルシフェリンに変える酵素やそれを酸化させる酵素を作り出すことができる。だから、発光キノコやホタルのように光る。
このような光る植物を作る技術自体は、35年以上前からあった。だが、それがようやく販売されることになったのは、このほど米国農務省(USDA)が米国内での販売を承認したからだ。
現在ライトバイオ社は、ホタルペチュニアの予約を29ドル(約4500円)で受付中だ。
ただし、あくまで米国内向けとのことなので、日本に住んでいるお友達はせめて動画でその輝きを楽しんでほしい。