暗闇で光る植物が米農務省に承認され販売開始に。発光キノコの遺伝子を組み合わせたもの (1/5ページ)
[画像を見る]
遺伝子工学の進歩は、日常生活に革命をもたらす新たな技術を提供する。暗闇で光る発光植物「ホタルペチュニア(Firefly Petunia)」が開発され、アメリカ合衆国農務省(USDA)がこれを承認し、予約販売が開始された。
Light Bio(ライトバイオ)社が開発した「ホタルペチュニア」には一般的な植物である「ペチュニア」に、発光キノコのDNAが組み込まれており、植物だというのに光を放つ。
昼間は心を癒す観葉植物として、夜は葉や花から放たれる、幻想的な緑色の光りを楽しむことができるという。
現在アメリカ国内で29ドル(4350円)で予約受付中だ。
・元気に成長するほど光が強くなる植物
ホタルペチュニアは明るいところでは普通のペチュニアとほとんど同じだ。だがバイオルミネッセンス(生物発光)技術を応用し、発光キノコからもらった遺伝子のおかげで、ぼんやりと光を放つ。
その光は新芽や新しく成長した部分ほど強い。だから植物の輪郭を暗闇からくっきり切り取るかのように光ってくれる。
また光は、植物が元気であるほどに、そして日光をたくさん浴びるほどに強くなる。きちんと育てれば月明かりほどにもなるというのだから、お世話のしがいがあるというものだ。
[画像を見る]
・栽培方法は通常と変わらず
特別な栄養や栽培法が必要なわけでもないので、愛情をもって大切に育ててやれば、誰だって神秘的な光を楽しむことができる。
ただホタルペチュニアの輝きは代謝に関係しているため、たとえば近くに熟したバナナやリンゴなどを置いておくという裏技があるようだ。