ヨーダの赤ちゃんみたいな小さな動物を歩道で保護し、ユニークな方法で母親を呼び寄せた女性
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南アフリカの自宅にいた女性は、ガレージ前の歩道に小さな茶色い毛玉状の物体を発見した。近づいて見に行ったところ、それは動物の赤ちゃんだった。
スター・ウォーズのドラマに登場する「ベビーヨーダ」そっくりだが、この子はブッシュベイビーと呼ばれるガラゴ科の赤ちゃんだ。
なぜこんな場所でひとりでいるのだろう?心配になった女性は、まず怪我をしていないか確認するために一旦家の中に連れて行った。
近くで母親が心配しているだろうことを悟った女性は、母親を呼び寄せるため、ユニークな方法を使ったところ、母親はすぐに駆け付けた。
・家の前の歩道に落ちていたブッシュベイビーの赤ちゃん
スーザン・コーケモアさんは、2月のはじめ、南アフリカの自宅にいたとき、ガレージ前の歩道に小さな茶色の毛玉が落ちていることに気が付いた。
近づいてよくみたところ、この地域に生息している小型の霊長類、ブッシュベイビー(ガラゴ科)の赤ちゃんであることがわかった。
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赤ちゃんはスーザンさんの手の中に納まるほどとても小さかった。
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・一旦保護し、録音した音声で母親を呼び寄せる
スーザンさんは赤ちゃんを一旦保護し、怪我をしていないかどうかを確認した。幸いなことに赤ちゃんは無事だったようだ。
ブッシュベイビーの赤ちゃんがなぜこんなところにひとりでいたのか?その詳細は不明だが、スーザンさんは赤ちゃんを心配する母親はまだ近くにいるはずだと考えた。
そこで、家で赤ちゃんの怪我をチェックした時に、鳴いていた赤ちゃんの声をスマホに録音し、赤ちゃんを元居た場所に戻すと、スマホから音声を再生した。
スーザンさんの思った通り、赤ちゃんのお母さんは近くの高い場所にいたようだ。スマホから流れる赤ちゃんの声に反応し、ガレージの上に設置しているライトからさっと降りてくると、赤ちゃんを口にくわえて、また高い場所へと上がっていった。
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スーザンさんが赤ちゃんを発見してから、わずか3時間で母親と再会させることに成功し、彼女は「すばらしい1日の終わり方」に感謝したという。
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ブッシュベイビー(ガラゴ科)は、日本でも「大草原の小さな天使、ブッシュベイビー」のアニメで知っている人も多いだろう。
サハラ砂漠以南のアフリカ全域に生息する小型の霊長類で、サルの仲間だ。現在6属に分類されている。
大きな目と長い尻尾が特徴的で、長い後ろ足を使って長距離を跳ぶことができる。木の上で生活しており、柔軟な体で木々の間を敏捷に移動する。
大きさは種によって異なるが成獣の体重は90g~300g、体長13cm~20cm、尻尾20cm~25cmほど。夜行性で主に昆虫を食べるが、植物の蜜、果実、小さな鳥や爬虫類も食べる。
国によってはペットとして飼うことも許可されているが、ジャンプすると2.3mは飛ぶし、樹上性の動物なので、広い空間と快適にいられる高い場所に居住スペースを設置する必要があるそうだ。
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written by parumo
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