彰義隊があっけなく敗北…新政府軍が主導権を握り支配を盤石にした重要な戦い「上野戦争」【前編】 (2/3ページ)
しかし最近では、この上野戦争は、戊辰戦争の勝敗を大きく左右する最重要決戦だったと評されるようになってきました。
実際、この戦いで勝利を収めたことで、新政府軍は支配下に治めることになったからです。
※合わせて読みたい:
日本初の号外は彰義隊の「上野戦争」だった!そもそも何故、号外と呼ぶの?その戦いの詳細をご紹介しましょう。
勝海舟と彰義隊(しょうぎたい)江戸城が「無血」開城された後も、旧幕府軍による抵抗は続いていました。
関東各地でも、新政府軍と幕府の残党の戦いが起きており、上野戦争はそのひとつです。
この戦争は1868年5月15日に発生しました。
この戦いが起きる前から、江戸の町は既に新政府の支配下にありましたが、問題がひとつありました。新政府軍は、関東各地で蜂起している旧幕府軍を鎮圧しなければならず、その兵力を分散させていたのです。
よって、江戸市中の兵は少なく、治安の悪化が懸念されました。
そこで新政府軍は、仕方なくかつての幕臣である勝海舟の力を借りることにします。そして、新政府から依頼を受けた勝によって、治安維持を任されたのが彰義隊でした。
