エジプトよりも数千年古い南米チリ、チンチョーロのミイラ (1/6ページ)

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エジプトよりも数千年古い南米チリ、チンチョーロのミイラ
エジプトよりも数千年古い南米チリ、チンチョーロのミイラ

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 南米チリのアタカマ砂漠に住んでいたチンチョーロ族は、紀元前5450年ごろからその地に定住し、世界で最も古いミイラを作り出した。世界的に有名なエジプトのミイラは、紀元前3500年から3200年頃と言われているからそれよりも数千年古いのだ。

 チンチョーロのミイラは、乾燥した砂漠地帯という環境と、独特なミイラ化技術によって今日に至るまでその状態を保っている。

 チンチョーロ族には独特な葬儀の慣習があった。世界で最も古いミイラを作った彼らの歴史や文化について触れていこう。

・世界一古いミイラを作り上げたチンチョーロ族
 ペルーとの国境にある、チリの港湾都市アリカは、世界一乾燥しているアタカマ砂漠の砂丘にある。

 16世紀に町ができる遥か以前、ここは先住民チンチョーロ族の土地だった。

 2021年7月、ユネスコによって、チンチョーロ族の何百というミイラが世界遺産に登録され、彼らの文化が話題になった。

 チンチョーロ族のミイラが初めて記録されたのは1917年、ドイツ人考古学者マックス・ウーレ氏が海岸で人工的に保存された人間の遺体の一部を発見したのがきっかけだった。

 だが当時は年代の特定まではできず、実現したのはそれから何十年もたってからのことだった。

 放射性炭素年代測定により、ついにチンチョーロミイラたちは7000年以上前のものであることが判明した。これは広く知られているエジプトミイラよりも2000年以上も古い。
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