大谷翔平選手のグローブ寄贈に「一石投じたい」 地方球団・香川オリーブガイナーズが県内全小学校に「3個のボール」を送った理由 (5/5ページ)
ボールで遊んでいて、「痛い」と感じる経験をしてしまうと、もう野球をやりたくなくなってしまうと思うんです。
――今回はボールを寄贈されていましたが、今後も子供たちのために、別の取り組みを行っていくのでしょうか?
福山社長:将来的にボールパークを作ることを大きな目標とし、検討しております。格式が高い球場ではなく、誰もがフラッと入れる球場ですね。バットやボールを追加で寄贈する可能性があるかもしれませんが、大前提として野球ができる場所がないと始まりません。

大谷選手のグラブ寄贈に便乗しただけと思っていた記者は、自分を恥じた。福山社長が野球を通じて、地域と子供たちを盛り上げようとする情熱は、ホンモノだ。
そんな福山社長は子供たちへの思いを語った。
福山社長:香川オリーブガイナーズは教育機関の側面もあると認識しています。子供の教育は学校だけはなくて、家庭でもやるべきだと私は思っています。家庭の教育は親子のコミュニケーション・信頼関係があってこそ。その信頼関係を構築するのに野球というツールが役立ってほしい。私の家庭も子供が3人いますが、何かきっかけがないとコミュニケーションは生まれません。しかし、ボールがあるとキャッチボールやバッティング練習を通じてコミュニケーションが生まれて、信頼関係も築けます。今回のボール寄贈も根っこは教育のため。我々ができる最低限の教育への協力が野球を通じて何かをするというところにあると思います。ボールは使ったら100%なくなります。なくなったり、汚れたりしたら、香川オリーブガイナーズまで遠慮なく一報をください。その代わり、子供たちには球場まで足を運んでいただけたらと思います。
3月4日11時55分追記:編集部の確認不足が発覚したため、初出時よりタイトルと本文の内容を一部修正しています。