酒飲みすぎて突然死!?藤原道長の兄・藤原道隆(井浦新)が酒絡みでかなりやらかしていた (2/2ページ)

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頭髪を晒すのは無礼者!平安時代、冠や烏帽子を脱ぐのは下着姿になるよりも恥ずかしいことだった

また、紫野(むらさきの)に出かけた際には、烏がとまっている形で瓶(=酒を入れる器)に作らせて、その器を気に入り、折があればそれにお酒を入れて飲んでいた、というエピソードもあります。

さらに、先ほどの藤原道隆の飲み仲間・藤原済時と藤原朝光が彼の邸宅へやってきた際には、彼らが酔わずに帰るのを物足りないと思ったとか。二人が酔っぱらって、人に担がれながら牛車に乗るのを面白がったとも言われています。

お酒の飲みすぎで亡くなった!?

藤原道隆は、長徳元年(995年)に、43歳で突然死去してしまいます。次女原子を皇太子妃にした直後のことでした。

長徳元年には、疫病が流行し多くの人が亡くなったと言われていますが、『大鏡』によると、道隆の死因についてはこの疫病ではなく、酒の飲みすぎなどからきた飲水病(糖尿病)の悪化だと言われています。

また、道隆は亡くなる前、「済時、朝光なども極楽に往生しているだろうな」と飲み友達の名を口にしたとも言われています。

大河ドラマでは藤原道隆の死がどこまで、どのように描かれるのか、はたまたあまり描かれないのかは分かりませんが、ぜひ予備知識として覚えてみてください。

いかがでしたか?この記事が、みなさんが少しでも日本文化や歴史の面白さに興味を持つきっかけになれば嬉しいです。

トップ画像 右:大河ドラマ「光る君へ」公式サイトより

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