林家木久扇卒業『笑点』新メンバー「最有力候補」はこの3人!
半世紀にわたって番組に出続けた“レジェンド”に、勇退のときが迫っている。
「3月末で、日曜夕方の人気演芸番組『笑点』(日本テレビ系)から、林家木久扇(86)が卒業します。1969年に初出演、以降、レギュラーメンバーになった木久扇は昨年8月、“新しい世代にバトンタッチします”と、自ら進退を決めました」(スポーツ紙記者)
その後任選びに、注目が集まっているのだ。
「いまだにバラエティ枠トップの視聴率を獲ることもある、お化け番組です。メンバーになれば、知名度は全国区になりますし、寄席や独演会の客入りも期待できますから、関係者は固唾をのんで見守っています」(前同)
■女性落語家・蝶花楼桃花は話題性も十分
幸運の“切符”を掴むのは誰か。江戸川大学教授(お笑い論)の西条昇氏は、蝶花楼桃花(42)の名前を挙げる。
「22年3月、真打に昇進しました。女性落語家として華やかさがあり、たびたびテレビにも出ています。女性の社会進出という流れに乗ることで、話題性も十分ですね」
気になるのは、番組内でのキャラだという。
「四十路を過ぎても未婚であることをネタにしたりもしますが、本人が言うのはまだしも、男性が口にすればセクハラになりかねません。他のメンバーは彼女をどうイジるか、頭を悩ませそうですね」(前同)
■柳家わさびも有力視
また、落語界期待のホープ、柳家わさび(43)も有力視される。
「亡くなった桂歌丸師匠を思わせる病弱キャラで、ルックスも似ていますが、実は頭脳派。自分の会では、お客さんから三題噺のネタをもらっては即興で応えており、アドリブに強いところもテレビ向きですね」(同)
誰がなってもおかしくない新メンバーだが、裏を返せば、木久扇の存在が、それだけ大きいとも言える。
「大喜利で作り上げた与太郎キャラに代わりがいないからこそ、あれだけ長い間、レギュラーであり続けたわけです」(同)
■息子・二代目林家木久蔵の“世襲”も
すると、木久扇の息子・二代目林家木久蔵(48)の“世襲”もありそうだ。
「親子ですから顔は似ていますし、しゃべるときの明るいボケキャラもお父さん譲り。視聴者にとっては、一番すんなり来るかもしれませんね」(同)
■“ラジオの帝王”伊集院光が!
ところが、ここに至って意外な名前が囁かれ始めたという。あの“ラジオの帝王”が最有力候補の一人!?
「故・六代目三遊亭円楽の弟子だった伊集院光(56)です。一度は落語家を自主廃業して、落語から遠ざかっていましたが、円楽さんの晩年には、一緒に落語会を開いていました。話のうまさは折り紙付きだけに、違和感ありません」(前出のスポーツ紙記者)
■新メンバー春風亭一之輔は徹底的な箝口令
昨年2月、春風亭一之輔が新メンバーに決まったときは、徹底的な箝口令が敷かれていた。
「誰が後任になるかは、直前まで分からないと思いますが、見ているほうも、新メンバーがどう番組になじんで、キャラを開花させていくかを楽しむのがよいのでは」(同)
新たなレジェンドとして名を刻むのは誰だ!?