日本一の愚か者!?一生のほとんどを引きこもり過ごした藤原道長の異母兄「藤原道義」とは何者か【光る君へ】 (2/2ページ)

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そのため右大臣家の息子であるにもかかわらず、官位は治部少輔・従五位上に終わりました。

(それでも一般人、特に六位以下の下級官人たちからすれば憧れの殿上人ですが……)

実際のところ、道義が何かしら障害を持って生まれたのか、あるいは世間体を考えた兼家らによって愚かということにされたのかは分かりません。

いずれにしても、あまり幸せとは言えない生涯だったろうことは察するに余りあります。

日本第一色白(尊卑分脈)とは?

ひっそりと暮らしていたのか、あるいは意外と悠々自適だったのか(イメージ)

ところで『尊卑分脈』によれば、藤原道義は「日本第一色白也」と評されたようです。

この表現はどういう意味でしょうか。いくつかの解釈が考えられます。

日本第一の色白なり。文字通り、肌が非常に白かったのでしょうか。 転じて、一生涯引きこもって過ごしたことを表しているのかも知れません。 あるいは白痴、痴れ者の誤記である可能性も考えられます。 他にも何か意味があるか、もしくはこれまで挙げた要素を合わせているとも考えられるでしょう。

それにしても、日本一の愚か者(諸説あり)と評されるからには、何かしら愚行をやらかしているはずです。

いったい何をしでかしたのか、ちょっと気になりますよね。ね?

終わりに

以上、兼家の四男で道長の異母兄・藤原道義について紹介してきました。

果たして道義が大河ドラマ「光る君へ」に登場することは……恐らくないでしょう。

兼家や道長、そして道隆・道兼・詮子らが生活している東三条邸。そのどこかに道義もいることを、どうか覚えておいて下さいね。

※参考文献:

上村悦子『蛸蛤日記解釈大成 第二巻』明治書院、1986年1月 中世文学会『中世文学 40巻』中世文学会、1995年6月

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