ボイストレーナー鳥山真翔「吉沢明歩ちゃんと一緒に…」麻美ゆまのあなたに会いたい!(前編)

日刊大衆

麻美ゆまと鳥山真翔(右)
麻美ゆまと鳥山真翔(右)

 今回の“あなたに会いたい”は、ボイストレーナーの鳥山真翔さんです。

 かれこれ20年以上、有名
女優や歌手、アナウンサーなど約3万人を指導してきた人気のボイストレーナーで、『ノンストップ!』(フジテレビ系)をはじめ、テレビ番組にもたびたび出演レビ番組にもたびたび出演しています。

 読者の皆さんは、ボイストレーニングを受けたことって、ありますか? 実は日常の会話においても、発声はとても大事。ちゃんとした声の出し方を覚えることで、モテ度もアップするとで、モテ度もアップするみたい。さっそく、お話を聞いてみました!

■顔もきれいになる“美顔ボイトレ”

ゆま「お久しぶりです。私、一度、レッスンを受けたことがあるんですが、覚えていらっしゃいますか?」

鳥山「もちろんです。吉沢明歩ちゃんと一緒にいらっしゃいましたね」

ゆま「はい。4~5年前ですよね。私がボイストレーニングの教室に通っていた頃で……。そこの先生から、鳥山さんを紹介してもらったんですよね。ただ、鳥山さんは、当時から生徒さんも多くいらして、なかなか予約が取れなかったんですよね」

鳥山「そうでした。あの頃は本当に忙しかったです。テレビで紹介されたこともあって、予約も半年待ちとかになっていたんですよね。今は、すっかり暇ですけどね!(笑)」

ゆま「そんなこと、ないでしょ~。鳥山さんといえば、やっぱり“美顔ボイトレ”。声を出すことで顔もきれいになるというボイトレ理論。本も出されています」

■“表情筋”の使い方

鳥山「ぜひ、週刊大衆の読者の皆さんにも知ってもらいたいです。特に中高年になると顔がたるんだり、むくんだりしてきますよね。

 実はそれ、もともとの顔立ちのせいでも、単純な加齢のせいでもないんです。しゃべるときの“表情筋”の使い方が上手にできていないことが原因です」

ゆま「私の勝手なイメージだけど、年配の人って、しゃべるときに表情が乏しいというか、ムスッとしている感じがあるんですよね」

鳥山「実はコロナ禍以降、中高年男性が、私のレッスンを受けに来てくれるようになったんです。理由は“リモート”が増えたからです。

 リモートの場合、自分の顔がモニターに映ります。そして、しゃべっている自分自身を見て、“俺って、こんなに無愛想だったんだ”“すごく老けてしまった”と気づいたんですね」

ゆま「ボソボソとしゃべる年配の人も多いですよね」

鳥山「喉にタンが絡みやすいのも、声の出し方に問題があるからなんです」

■目をしっかり開くこと

ゆま「読者さんのためにも、いくつか、声の出し方のポイントを教えてください」

鳥山「はい! まず、一番に心がけるべきは、しゃべるときに“目を、しっかり開くこと”です。簡単なことのようで、多くの男性が、これを忘れてしまっているんです」

ゆま「あ~! それ、すごく分かります。年齢問わず、ボソボソとしゃべる人って、目に力が入ってないというか… …(笑)」

鳥山「そうなんです。ちなみに、ボソボソしゃべってしまうのは、アゴから下の筋肉しか使っていないからです」

ゆま「ん? しゃべるときって普通、そうじゃないんですか」

■アゴから上の筋肉を使う

鳥山「いえ。正しいしゃべり方は、アゴから上の筋肉を使うことなんです。鼻から目、耳あたりの筋肉を意識して、発声してみてください」

ゆま「あー、あー、あー」

鳥山「どうです? 声に張りが出てきませんか?」

ゆま「はい! 声がすごく通る感じがします。それになんか、元気になりますね」

鳥山「そうなんです。アゴから上の筋肉がよく動いていたので、ゆまちゃんの表情も、すごくイキイキしていました」

ゆま「なるほど! ほんと、このことを意識するだけで、全然違うんですね」

鳥山「そのうえ、表情筋もよく使うから、自然と顔の筋肉も鍛えられて、たるみや、むくみも解消されて、小顔になるんです」

ゆま「表情も豊かになりますよね。自然と口角も上がるし……。女子としても、明るい表情でしゃべってくれる男性のほうが、魅力的に映ります」

■中高年男性は口角の上げ方を忘れている

鳥山「そうだと思います。私も最初、驚いたことがあったんです。中高年男性向けのボイストレーニングを開いたとき、“じゃあ、口角を上げてみましょう”と言ったら、誰一人、上手に口角を上げられなかったんです。正しく言えば、口角の上げ方を忘れているんです。ふだんから表情筋を使っていないので、肩凝りと一緒で、固まってしまっているんです」

ゆま「大変! できるだけ、ふだんから笑うようにしたほうがいいですね」

■騒がしい店内で店員を呼ぶときは!

鳥山「はい。もう一つ、日常生活で役立つ発声方法を教えます。騒がしい店内で、店員さんを呼ばなきゃいけない状況って、あるじゃないですか」

ゆま「あります。注文したくて、“すみませーん!”と大声を出しているのに、なかなか店員さんは気づいてくれないんですよね」

鳥山「それは息を吐いてしまっているからです。息を吐きながら“すみませーん”と叫んでも、声は息を吐いた距離までしか届かないんです。はっきりとした声で、遠くまで声を届けるコツは、自分に向かって息を止めるイメージです。“すいませんっ!”と」

ゆま「うわ! ビックリしたあ(笑)。でも、確かにズンと響くような野太い、よく通る声でした。ほんと、ちょっとしたコツを知るだけで、こんなに日常生活に変化が出るんですね。じゃあ、次はカラオケがうまくなる発声法を教えてください!」(次号につづく)

とりやま・まなと 1989年9月5日、東京都生まれ。歌手として活動するだけでなく、現在はボイストレーナーとしても活躍中。これまで3万人以上の発声指導を行っている
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