「ご回答いただけますと幸いです」の正しい使い方【ビジネスフレーズ】 (2/4ページ)

マイナビウーマン

「—命だけは助かった」「—と事はうまく運んだ」

(『デジタル大辞泉』小学館)

◇「ご回答いただけますと幸いです」は敬語?

「ご回答いただけますと幸いです」は、自分をへりくだって相手を敬う謙譲語です。

「ご~いただく」が大きな敬意を示す定型フレーズ。 そして「幸いです」と表現することで、相手に命令するのではなく、「してくれたらうれしいです」と柔らかにお願いできます。

つまり「ご回答いただけますと幸いです」は、相手を敬いながら依頼の気持ちを伝えられる表現です。

■「ご回答いただけますと幸いです」の使い方と注意点(例文つき)

「ご回答いただけますと幸いです」は、主にビジネスシーンで使うフレーズです。相手に対して命令したり強く要求したりというニュアンスはなく、プレッシャーを与えずに依頼できる表現だといえます。

ここでは、使い方と注意点を見ていきましょう。

◇(1)希望の回答期日を一緒に伝える

仕事に関する不明点を教えてほしい時や日程調整をしたい時などに、「ご回答いただけますと幸いです」は使えるでしょう。

依頼をする際は、希望の回答期日を一緒に伝えるのがベター。そうすることで、相手はスケジュールを立てやすくなります。

☆例文

*・来月の会議の出欠について、今週水曜までにご回答いただけますと幸いです。

・お手元のアンケートは、明日中にご回答いただけますと幸いです。*

◇(2)クッション言葉を付けるとベター

「ご回答いただけますと幸いです」は、へりくだって自分の依頼を伝えられるフレーズです。

目上の人や取引先などに対して使う場合は、「お手数ですが」「恐れ入りますが」などのクッション言葉を付け加えることで、より丁寧な印象を与えることができるでしょう。

☆例文

*・研修後アンケートは、明日中にご回答いただけますと幸いです。お手数ですがよろしくお願いいたします。

・お忙しいところ恐れ入りますが、今週末までにご回答いただけますと幸いです。

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