出ていってもらおうか。巣を盗んだムクドリをクチバシで引きずり出すキツツキ (2/2ページ)

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・外来種のムクドリは他の鳥の巣を奪いがち
 このムクドリはホシムクドリ( Sturnus vulgaris ) で、もともとはヨーロッパやアジア、アフリカに生息している種だ。

 だが1890年、シェイクスピア作品に出てくる全て鳥の種をアメリカに紹介したいと考えた、シェイクスピア愛好家によってニューヨーク市のセントラルパークに放たれところ、その繁殖力の強さと知能の高さで大増殖し、今ではアメリカの在来種の生態系に悪影響を与える敵対的外来種となっている。

 ムクドリは、他の鳥の巣を奪うことで知られている。アカゲラのように木の幹に穴を掘って巣をつくる能力はないので、他の鳥が作った巣穴や人工物を拝借する。

 ムクドリは他の鳥の巣を見つけたら中にヒナがいようが、攻撃して殺すことをいとわないという。

 アカゲラにとって、ムクドリは自分の巣やヒナを奪っていくとんでもない敵だが、今回は無事巣を死守することができたようだ。[画像を見る]  アカゲラは世界各地に生息しており、縄張り意識が強い鳥なため、攻撃的なムクドリとの戦いにもひるまずに真っ向から挑むという。

 だが、1966年から2019年にかけてアカゲラの個体数は54%減少した。これは適切な巣を作るための木が伐採されていることが主な原因だ。

 そこにもってきて外来種のムクドリに巣を奪われちゃうんだから、彼らの受難はまだまだ続きそうだ。

/ written by konohazuku / edited by / parumo


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