胸が熱くなる…よかったね道綱!急な無茶ぶりに見事応えた、残念な子・藤原道綱と母のエピソード【光る君へ】 (3/4ページ)
それでもリスクを取らねばリターンは得られません。母は覚悟を決めて、道綱に舞人を引き受けさせたのでした。
諦めかけたその時!
とは言え、なにぶん急すぎることで、舞も衣装も用意ができません。
道綱「どうしよう……」
母「何を弱気な!しっかりなさい。最後まで諦めなければ、必ずお天道様が見ています!」
気丈に息子を奮い立たせる母でしたが、舞はともかく衣装を用意する資金をどうしたものでしょうか。
困り果てていると、何と兼家から贈り物がありました。
兼家の書状「此度の大任につき、当家に恥をかかせぬように(意訳)」
相変わらず素っ気ない文章でしたが、書状には麗々しい舞人の衣装が添えられています。
これを見た母子は大喜び。もはや離婚状態に冷え切っていた夫婦仲でしたが、やはりどこかで好きだったようです。
書状の続き「当日は付き人なども手配してあるので、万事抜かりないように……(意訳)」
さぁ、ここまで気をかけてくれたなら、その期待に応えぬ訳には行きません。道綱は必死に舞を稽古し、人事尽くして天命を待つのでした。
エピローグこうして当日。道綱は美々しい衣装に輝きながら、舞人の大役を見事に果たしたのでした。
母「道綱、サイコーっ!」
当日は祖父・藤原倫寧(ともやす)も参列。