「NHK大河よりここが凄い」真田広之主演『SHOGUN将軍』が世界的ヒット!歴史研究家が断言 (2/3ページ)

日刊大衆

CGですませず、黒船などが実物大で再現されています。そのため、按針が嵐に巻き込まれたり、敵と戦うシーンでは、迫力が違いました」(同)

■時代劇の専門家を招きハリウッド製作

 かつてのハリウッド製作の“JAPANモノ”は、外国人目線で捉えた、どこか奇妙な日本が描かれがちだった。だが、本作に限れば、その点は杞憂だという。

◆千葉真一仕込みの殺陣

「主演の真田が、制作に加わっていることが大きいでしょう。“正しい日本文化を世界に伝えたい”と公言していて、日本から時代劇の専門家を招いたそうです。

 彼が刀を構えて、敵と戦うシーンでは、師である千葉真一さん仕込みの殺陣が見られます」(映画関係者)

◆設定の説得力

 原作は、ジェームズ・クラベルの小説『SHOGUN』。序盤では、英国人である按針が、すでに日本でキリスト教の布教を進めていたポルトガルの宣教師たちと、激しく対立している。

「虎永を追いつめる武将たちの間にも、宣教師との距離に違いがあります。まず、虎永はそれを利用して、仲間割れを狙おうと企んでいるようです」(前同)

 その設定に説得力はあるのか。

■跡部蛮「徳川家康は三浦按針の賢さを買った」

 本誌連載でもおなじみの歴史研究家・跡部蛮氏は、こう言う。

「ポルトガルはカトリックの国。彼らは、按針のモデルである三浦按針(ウィリアム・アダムス)のようなプロテスタントの英国人たちを警戒していました。そのため、家康に“どこの国民をも襲う強盗か泥棒だ”と告げ口していたんです」

 だが、家康は宣教師の話を鵜呑みにしなかった。

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