【続報】犬と親友になったカササキフエガラス、当局に引き渡されたが再び家族の元に帰ってくる (4/5ページ)

カラパイア

モリ―を保護して以来、十分な時間があったはずなのに、野生動物を保護するために必要な資格や手続きをとらなかったこと
 今回の事件が起こる半年前には、DESIの訪問も受けていたが、「窓やドアは開いており、モリ―は自由に出入りしているだけ」と主張し、職員を追い返してしまっている。
 野生で生きていく上では警戒の対象であるべき犬と、仲良くさせてしまったこと。
 モリ―には自分を犬の仲間だと思ってしまっている節もあり、これも今回、モリ―を野生に返せない理由の一つになったようだ。[画像を見る]  今回モリ―はとりあえず、ジュリエットさんのもとへ帰って来たが、単純にハッピーエンドだと手放しで喜べる状況ではなさそうだ。

 今後愛犬たちと前のように親しく過ごせるのか、そしてSNSでその様子を引き続き紹介できるのかは、いまだに不確定なままである。

 環境省やDESI、そしてジュリエットさん・リースさんたちにはぜひ良い協力関係を築いてもらい、モリ―が今後も幸せに暮らせるよう祈りたい。

 今回の発表を伝えるニュース映像はこちら。
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