女性ライターがタイに短期滞在…移住ではなく短期滞在を選んだ理由とは? (2/2ページ)

日刊大衆

仕事の問題

 まず、今の仕事であるライター。場所を選ばずどこでもできるのが魅力だが、海外移住はNGという出版社も多い。

 海外に移住することは住民票を移すことになるため、日本で税金を収めなくて良い。ひと昔前であれば、タイに住んで日本で仕事を請け負うフリーランスも少なくなかった。

 だが、昨年10月から始まったインボイス制度によって、「海外移住するならクビ!」という出版社やメディア媒体が増えているのだ。

そもそもビザが取りづらい

 2つ目の理由はビザの問題だ。タイに住んでいる人は主に2つに分かれる。タイで仕事をしていて「労働許可証(ワークパーミット)」を取得している人。

 または、早期退職などで「リタイヤメントビザ」を取得している人だ。リタイヤメントビザは満50歳以上しか取れないので、私は対象外。つまり、今の私はどちらも取れないということになる。

 もうひとつは現地でタイ語学校に通い、3カ月〜1年間の学生ビザを取る方法もある。この方法なら日本でライターの仕事を続けながらタイに長期滞在することができる。だが、学生ビザを取得して滞在する人が多いことから、年々、取得は難しくなっているともいう。

 しかも、私の仕事はタイの記事もたまに書くが、メインは日本国内の夜の街だ。さすがに1年間もタイにいたら、今ある仕事を失うかもしれないリスクのほうが高いだろう。

こうして選んだのが短期滞在!

 旅行ではなくもっと長くタイにいたい。でも、フリーランスライターはやめたくない、日本の編集部とも仕事を続けていきたい……。そう考えた結果、選んだのが短期滞在という方法だ。

 もちろん、人によってはもっと上手くやりながら、住む方法もあるだろう。だが、タイ移住へのハードルは年々、上がってきているし昔のように緩くないのが現状だ。

 また、タイの物価も上がっているので長くタイに行きたいのであれば、この方法がベスト……と私は思う。

 ……ではタイでの短期滞在中、どのような生活をしているのか? 次回はそこについてご紹介します!

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