フクロウのヒナが巣からポロリ。このままじゃ全員アウトと、救助員たちが最高の対応 (2/3ページ)
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・他の動物が作った古巣はあまりにもボロボロだった
なぜフクロウのヒナは巣から落ちてしまったのか?それは巣がボロボロで、いつ壊れてもおかしくない状態だったからである。
アメリカワシミミズクは自分たちで巣作りをせず、タカやカラス、リスの古巣で子育てをする習性があるという。
この巣も他の動物が放棄していった古巣だったため、ヒナが簡単に落ちやすい構造となっていたのだ。
職員たちは、元気が回復したヒナをまたこのボロボロの巣に戻すこともできた。しかし、それでは、この子だけでなく、他のヒナたちも落下してしまう危険性があるし、親御さんたちも安心して子育てすることができないだろう。
そう考えたセンターの職員たちは、巣に残されたヒナたちを一旦全員保護することにした。
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・フクロウ一家の為頑丈な巣を作ってあげる
ウィローブルック野生動物センターの職員たちは、フクロウ一家の為、安心して子育てできる安全な木製の巣を作成することにした。
その頑丈な巣箱をしっかりと松の木の上に設置。
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ヒナたち新しい巣に移す前に、職員は巣をできるだけ快適で居心地のよい場所にするため、わらを敷き詰め、元の巣にあったコットンテールを入れ家族が食べられるようにネズミを何匹か入れた。
そしてヒナたちを巣の中に入れ、しばらく様子を見守っていた。