大気圧を利用し、十数分でダイヤモンドを合成する方法を発見 (1/4ページ)
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自然のダイヤモンドは炭素原子でできており、地球の地下150kmより深い場所で、膨大な圧力と熱により生成される。
これまでダイヤモンドを人工的に作るには、地球深部の極限環境を再現するよりなかった。だが新棚研究によると、そうした高温や高圧を用いず、大気圧でほんの十数分のうちに、ダイヤモンドを人工的に合成する方法を発見したそうだ。
これにより、従来よりずっと低コストで、短時間で人工的にダイヤの結晶を作り出すことができるという。
今のところ、宝石というより膜のようなものだが、この新たなダイヤモンド合成法は、いずれ宝石の世界に革命を起こすかもしれない。
・これまで合成ダイヤモンドを作るのは大変だった
天然のダイヤモンドは、150kmもの地下にあるマントルで、5万気圧という膨大な圧力と熱を受けながら数百万~数十億年という長い時間をかけて作られる。
だから人工的にダイヤモンドを合成するのにも、それと似た環境を再現する必要がある。それは1300~1600度の高温と50,000気圧という高圧の下、5~12日間かけてダイヤを生成するという大変なものだ。
こうした合成ダイヤは、切断や研磨といった工業用途の需要に応えるほか、自然界では珍しい色付きのダイヤ作りにも役立っている。
とはいえ、その製造にかかるコストは決して安いものではないため、合成ダイヤの値段も安くはない。
だが、それもいずれ変わるかもしれない。
このほど、通常の大気圧で合成ダイヤモンドを作る方法が発表されたからだ。
1000度近い高温が必要なのは相変わらずだが、それでも現時点の合成ダイヤに比べればずっと低い温度でできる。