あなたの汗はどんな汗? サラサラな汗とベタベタの汗はこう違う! (2/4ページ)
汗腺とは?


身体から出る汗は2つに分類されます。全身に分布しているエクリン腺から出る汗、特定の部位にしか分布しないアポクリン腺から出る汗。それぞれの汗の特徴を見てみましょう。
エクリン腺
爪や唇以外のほぼ全身に分布しているエクリン腺は、主に体温調整を行っています。無色透明でほとんどにおいがありません。毛が生えていない部分に独立して汗孔を作っているのが特徴です。
アポクリン腺
わきの下や陰部など特定の部位にのみ存在しているアポクリン腺。思春期を過ぎるとはたらき始めます。毛を包み込んでいる毛包に付属しており、乳白色の汗を出します。汗自体ににおいはありません。しかしにおいの原因となる成分が含まれており、皮膚の常在菌や皮脂と混ざることでにおいが発生します。
においや不快感を伴う汗は嬉しいものではありません。しかし、実は人間の体にとってとても大切な役割を果たしているのです。汗の主なはたらきを3つご紹介します。
1.体温調節のための汗
人間には汗をかいて体温を調節する機能が備わっています。水分は蒸発する際、気化熱として周囲の熱を奪います。汗も皮膚の上で蒸発する際、体温を奪うため必然的に体温が下がるのです。
【温熱性発汗】
部位:全身(※手のひらや足の裏は除く)
汗の種類:エクリン腺
温熱性発汗という機能は人間にとって非常に大切なもの。しかし、持続的に汗が出るため、困っているという方も多くいらっしゃいます。
2.緊張したときの汗
緊張しているとき、驚いたときに汗が出ることを精神性発汗と呼びます。