これからの経営は異質の調和が鍵になる【書籍発売『コーチング思考』】 (2/3ページ)
◆これから求められるのは「調和型リーダー」「調和マネジメント」
「〇〇主義対〇〇主義」世界にはさまざまな二項対立が存在しています。どうしたらこの対立を乗り越えることができるのか、筆者はリーダーが『コーチング思考』を身に着ければ解決できる、すべての対立の根底には「価値観や信念の対立」が元になっていますが、『コーチング思考』によってその対立は乗り越えられる、と主張しています。
今の社会で求められるのは、多様な価値観を出し合って、強制でも妥協でもない新たな第三の価値を探るような働きかけです。社内に対立する意見があれば、それぞれの意見の本質的な部分を見極め、融合させて新しい価値を創造していきます。調和マネジメントに必要なのは次の5つのステップを踏むことであると筆者は提唱しています。
① 過去の成功体験や慣例は脇に置く
② メンバーの関心ごとに関心を寄せ、想いをしっかり受け止める
③ 異論を受け止め、深層を探る
④ 会社のパーパスに沿っているかを考える
⑤ 第三の価値を生み出す
◆5000社、1万時間の実績
著者の五十嵐 久(いがらしひさし)さんはエグゼクティブな人たちへ向けて成長支援や発展を目的としたコーチングを手がける株式会社コーチビジネス研究所代表取締役を務める人物です。これまで5000社、1万時間を超えるコーチングを行ってきました。このほか、一般社団法人日本エグゼクティブコーチ協会会長も努め、600人のエグゼクティブコーチの育成を行い、コーチングの普及にも務めています。民間企業ばかりでなく東京都や内閣府、航空大学校などの公的機関でもコーチングを手がけてきました。あらゆる分野でコーチングを行ってきたエキスパートです。経営の悩みがある当事者はもちろん、より良い生き方を模索するすべての人におすすめの1冊です。