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　モンテは元野良猫だ。カリフォルニアのサンディエゴ州立大学の駐車場でさまよっていたところを動物保護団体Smittens Rescueに救助された。

　人間にとてもフレンドリーな猫で、誰かれ構わず抱っこされたり、おしゃべりしたりするのが好きなハチワレの猫だ。

　こんなに人懐っこいんだもの、きっとすぐに引き取り手が見つかるはず、と思われたのだが、なぜか譲渡会に参加しても、モンテの飼い主になりたいと申し出てくれる人は誰一人いなかった。

　そこで団体がSNSにモンテのことを投稿したところ...

・譲渡会で愛想よくふるまっても飼い主が見つからないモンテ
　3歳になるモンテは、譲渡会の会場で、一日中訪れる人に「にゃあにゃあ」と愛想を振りまき、あいさつ代わりに足元にすりついていった。

　だがそんなモンテに興味を持ってくれる人はひとりもいなかった。他の猫たちがすべて終の棲家を見つける中、モンテだけが取り残されてしまったのだ。

　リードをつけてお散歩だってできるのに。道行く人に次々と声をかけるモンテ

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　どうやら愛嬌があり過ぎるのが逆効果だったのかもしれない。彼はとにかくいつも誰かに抱っこしてほしい、撫でてほしいと、「にゃあにゃあ」言っている猫だった。

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　オモチャ選びはいつだって本気。

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　みんな可愛いボクを見るニャ！　そしてもっと構ってくれニャ！

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　ほら撫でたいでしょ？　モフりたいでしょ？　もっともっと触っていいニャよ！

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・SNSで飼い主を募集したところ、たくさんの応募が！
　だがどれだけ可愛いアピールをしても、モンテの引き取り手は見つからない。そこで保護団体のスタッフさんたちは、モンテをSNSで紹介することにした。

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　その結果は、スタッフの予想をはるかに上回るものだった。

多くの人が彼の境遇に同情してくれました。そしてアメリカ全土はもちろん、インドからもモンテを引き取りたいという申し出が届いたのです。その数は全部で約40件にもなったんですよ

・モンテに最高の家族が見つかる
　そしてその中から、モンテは最高の飼い主さんのもとへ引き取られ、幸せな第二の猫生を送ることになった。

モンテはこれまでの猫生で望んだ以上の愛を受け取りました。そしてそのすべての愛と注目のおかげで、彼は完璧な終の棲家を見つけることができたんです

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　現在、モンテは「マシ」という新しい名前をプレゼントされ、愛情たっぷりのご家庭でぬくぬくと幸せに暮らしているそうだ。

　名前は変わっても彼は相変わらずおしゃべりで、一日中新しい愛する家族のみんなを相手に、「にゃあにゃあ」と愛を語っているそうだよ。

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References:Shelter Cat With No Interest At Adoption Event Cries Out For Someone To Love Him / written by ruichan/ edited by parumo



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