なぜ海の覇者、バイキングたちは歯に溝を彫ったのか?その理由が判明 (1/4ページ)
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9~12世紀、ヨーロッパ各地の海岸地帯で、海賊活動や交易を行っていた、スカンジナビア、バルト海沿岸地域の武装集団「バイキング」だが、歯に横向きの溝が彫ってある遺骨が数多く出土されている。
それはいったいなぜなのか?その理由は長い間不明だった。
だが、新たな研究でその謎がようやく明らかになった。一部のバイキング(ヴァイキング)たちは、自分たちが交易商人であることを示すための目印として溝を彫っていたのだという。
・バイキングの歯に彫られた溝の謎
人体に意図的に手を加える行為は珍しいことではなく、世界各地で古くから風習として行われていた。
スウェーデンやデンマーク各地の遺跡で発掘されたバイキング(ヴァイキング)の遺骨の歯には、横に溝を彫った後が見られ、こうした習慣が見られることは10年以上前から知られていた。
大きな疑問は、それはなんのためなのか?ということだった。
これまで、バイキング時代の歯を削った例がこれまで合計130確認されている。
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ゴットランド島から出土したヴァイキング男性の遺骨の歯。意図的に溝が刻み込まれているのがわかる / image credit:SHM/Lisa Hartzell SHM 2007-06-13・商人である証として彫られた可能性
スウェーデン最大の島、ゴットランド島から出土した遺骨を集中的に分析した結果、65人の男性の歯にこの特徴的な横溝が見られた。こうした行為が習慣的に行われていたことを示す最大規模の遺跡だ。
遺骨が見つかった場所から、彼らはかつて商人だったのではないかと研究者たちは考えている。