なぜ記憶に残りやすいものと、そうじゃないものがあるのか?脳は不可解なものを優先して覚えようとする (2/3ページ)
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・AIの記憶改善のヒントにも
このことを確かめるために、イルディリム氏らはは、記憶形成の2つのプロセス(視覚信号の圧縮とその再構成)を再現した計算モデルを開発し、一連の実験を行った。
実験は、被験者にぱっぱっと連続で表示される映像を見てもらい、その後で覚えている映像を答えてもらうというもの。
その結果を調べてみると、計算モデルによって再構成することが難しい映像ほど、被験者はよく覚えていることがわかったのだ。
このことは脳が説明しにくいものや、意外性のあることを記憶する傾向を示唆していると同時に、将来的にAIのより効率的な記憶システムの開発に役立つ可能性もあるとのことだ。
この研究は『Nature Human Behavior』(2024年5月13日付)に掲載された。