「知らないオジサンが譲ってくれた指定席。動揺しながら着席した後、あることに気付いて...」(大阪府・40代女性) (1/3ページ)
リーズ読者投稿~あなたに届け、この「ありがとう」~ 投稿者:Kさん(大阪府・40代女性)
大阪府の看護師のKさんが、まだ看護学生だった時のことだ。
帰省ラッシュの真っ最中に地元・九州に帰ることになったKさん。新幹線に乗り込んだものの、通路までいっぱいの大混雑で......。

<Kさんの体験談>
20年以上も前の大阪から九州へ向かう新幹線での思い出です。
大阪の看護学校に進学した私は、お盆か年末かは忘れてしまいましたが、新幹線で帰省することに。
通路もいっぱいの混み具合で、田舎から出てきた私は、初めての交通機関での人の多さに驚き、そして、疲れてしまっていました。
想像もしない出来事にぼう然諦めて九州まで3時間ほど立ちっぱなしを覚悟したのですが、乗車して30分経った頃に、当時の私にはおじさんぐらいの方(今の自分の年齢ぐらいですが...)が、指定席の切符を私に渡してきました。
「僕は知り合いが自由席を取ってくれてたから使って」
おじさんそう言って去っていかれました。
想像もしなかった出来事に動揺しながら、頂いた指定席に座り、お礼を言えていないことに気付きました。
振り返りはしたのですが、お礼を言いに行く勇気がなくて、言えておりません。

あれから数十回以上新幹線を利用していますが、乗る度に思い出しています。
あの時は本当にありがとうございました。