梅雨のメンタル不調は「光」との付き合い方がカギ (2/3ページ)

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飯島院長
梅雨時期に子どもたちがとりわけメンタル不調を起こしやすいかというと、必ずしもそうではありません。ただ、大人でも子どもでも、片頭痛性の症状を持っている人はこの時期に悪化する印象があります。片頭痛の季節別の症状に関するデータはないため、あくまで印象ですが、薄暗い日が続いたり、突然一瞬晴れ間がさしたりという、光の強弱にさらされることが片頭痛の発作の誘発になると思われます。
また、東洋医学的には梅雨時期のジメジメした気候は時として人体に害悪を及ぼすとされ、『湿邪』と呼ばれます。湿邪が体に侵入した場合に呈する症状には、だるさ、眠気、体の鈍い痛み、むくみ、胃もたれ、食欲低下などがあるとされ、とくに一般的なのは体が重く感じたり、だるさを感じたりすることだと言われています。このような影響を受けるのは子どもたちも例外ではないでしょう。

■季節の変化や気象条件がメンタルに及ぼす影響

—梅雨など気象環境に影響されるメンタル不調は毎年同じように繰り返すものなのでしょうか。

飯島院長
実は 『季節性うつ病』という正式な医学病名も存在します。文字通り季節によるうつ症状の悪化を繰り返すのが特徴のうつ病の一種です。基本的には冬場に症状が悪化する冬季うつ病がメインですが、一部には春から夏にかけて悪化する人もいるようです。

ただ、季節性うつ病と診断されるのはうつ病の患者さんの中でもほんの一握りだけですから、うつ病全般や、健康な人には当てはまらない特殊な病態と考えて良いと思います。毎年同じように季節により大きく気分が変動するならばこの病気の可能性を疑ってみても良いでしょう。

■梅雨の不調にどう対処する? 「光」との付き合い方がポイント

—GW明けの不調を起こさないためにはどうしたらいいのでしょうか。

飯島院長
これまでお示ししたように、とくに梅雨時期のメンタル不調には日照の不足が大きな要因になるように考えられます。

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