80代以降の人生充実度を分ける70代の過ごし方とは? (1/2ページ)
「人生100年時代」のキーワードは「何歳まで健康に生きられるか」だろう。100歳まではつらつと生きられたらそれがベストだが、病気をすることもあれば、足腰が弱って満足に歩けなくなることもある。脳機能だって衰えていくし、目が悪くなったり耳が聞こえにくくなることだってある。
年齢を重ねていけば若い頃とくらべてあらゆる身体機能や脳機能が衰えていくのは避けられない。それでも元気に毎日を楽しめる時間をいかに伸ばすか、は考えてみて損はないテーマである。いつかは老いを受け入れなければならないが、まだ抗えるうちから老いに従順になる必要もない。
■70代はまだ老いと闘える『どうせ死ぬんだから 好きなことだけやって寿命を使いきる』は、老いるとはどういうことか、老いに抗うこと、そして老いを受け入れるとはどういうことかについて考えていく。
長生きは「人生の質」を伴ってこそ価値がある。ならば年を重ねても人生の質を落とさないためにできることは何だろうか。
80代以降は、老いていく自然の成り行きを味わいながら、事故や大病で命を落とすこともなく、天寿をまっとうしつつあるからこそ、この老いを生きているのだ、と考えてもいいのではないでしょうか。(P54)
遅かれ早かれ老いはやってくる。80代にもなればもはやだれにとっても老いは避けられない。この年代に差し掛かったら、もう老いには抵抗せず、受け入れることを学ぶ方が人生の質は高まる。
いっぽう、本書では70代はまだまだ老いと闘える時期、としている。70代をどうすごすかで、80代以降の人生が決まるのである。
■70歳で老いる人、80歳になってもハツラツとしている人では、この年代をどうすごすべきなのか。
メッセージはシンプル。「とにかく動き、とにかく頭を使うこと」である。
同じ70代でも、身体能力や知力は個人差がある。加齢とともにこれらが衰えていくのは仕方がないが、そのスピードは人それぞれなのだ。この個人差の原因は「体や頭を使い続けているか」だという。