5年間行方不明だったロバ、エルクの群れに受け入れられ仲良く一緒に暮らしていた (3/4ページ)

カラパイア



 このプログラムは、野生のロバの数を調整する目的で、当局が一斉に捕獲したロバを、市民が飼い主となって受け入れる制度である。

 だから野生に帰ったといえばそれまでなのだが、同族ではなくなぜエルクの群れに入っているのだろうか。これはディーゼル自身に聞いてみないと、永遠に解けない謎かもしれない。

 ドリューリー夫妻は、その後新しいロバを飼い始めたが、ディーゼルを捕まえるつもりはないという。
彼を捕まえるのは、ほぼ不可能だと思います。彼はもうすっかり、野生のロバ、というか自分を野生のエルフだと思っていると思いますから
 ディーゼルの「ママ」だったテリーさんはこう語っている。
彼を家に連れて帰りたいのはやまやまですが、実際のところ、彼は今野生の世界で自由に生きているんです。エルクの群れと一緒にね。

彼はこの時点で、もう自由を手に入れたんですよ
 ドリューリー夫妻の計算では、ディーゼルは現在8歳ほど。ロバの寿命は25~40年ほどだそうなので、彼はまだ若者と言っていいかもしれない。

 狼などの捕食者や、厳しい冬の寒さを乗り越えて生き延びることができたなら、ディーゼルはエルクの群れを率いる素晴らしいリーダーになるかもしれない。

 いつかドリューリー夫妻とディーゼルが、再会を果たすこともあるのだろうか。その日まで、エルクたちの中で元気に生き抜いてほしいものである。
「5年間行方不明だったロバ、エルクの群れに受け入れられ仲良く一緒に暮らしていた」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る