スマホで壁の向こう側が透視できるチップを開発、スーパーマンの能力から着想を得る (2/4ページ)
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透視チップを内蔵したスマホで、箱に入ったままのチョコレートをチェックするなんてことも可能になる / University of Texas at Dallas・ついにスマホに搭載できるほどの小型化に成功
じつは同様の技術はかなり以前から考案されていた。だが実用的なものにするために研究チームは長い年月をかけて研究を続け、それによってピクセル性能が1億倍にアップされ、デジタル信号処理技術も洗練された。
そのプロトタイプが発表されたのは2022年のこと。ただし、これは産業的向けのもので、小さなデバイスに搭載できるような大きさではなかった。
そこでスマホ向けに小型化が試みられたわけだが、そのための重要なポイントが、いかに少ない消費電力で小さなピクセルを描き出すかだったという。
そのために無駄なパーツを取り除き、必要なパーツもできるだけ小型化し、2年かけてスマホにも搭載できるサイズに改良された。
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透視に利用される300GHzのミリ波は、人体にも安全だとされている / Image Credit Dr. Kenneth O, UT Dallas・セキュリティやプライバシーに配慮して透視範囲は狭い
産業向けの大型デバイスは、数メートル先の物体を透視することができ、現在その範囲を最大20メートルにまで伸ばそうと開発が続けられている。