大日本帝国憲法は「ドイツの真似」ではない?欧米の政治制度からの脱却を試みた伊藤博文たち【後編】 (2/4ページ)

Japaaan

井上毅(Wikipediaより)

ところで伊藤は皇帝ヴィルヘルム1世に謁見したとき、皇帝のおもしろい呟きを耳にしました。「憲法などつくらなければよかった。おかげで何も自由にできなくなった」というのです。

この呟きから、憲法は行政が守るべき規範であり、それはつまり行政権を制限するものであると伊藤は理解しました。

オーストリアの学者の憲法観

また、伊藤はドイツ帝国の隣国オーストリアでも憲法を学ぼうとし、ウィーン大学の法学者ローレンツ・フォン・シュタインを訪ねます。

ローレンツ・フォン・シュタイン(Wikipediaより)

この時、シュタインは「憲法とは一国の支柱となるべきものである。その根幹を作るのなら、自国の文化や歴史を踏まえないといけない」と教えました。

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