実はお人好しだった織田信長!?最初から最後まで周囲に裏切られ続けた信長の人生 (3/3ページ)
また松永久秀が自害する直前まで、信長は使者を使わせて謀反の理由を聞こうとしていました。いちいち対応が甘いのです。
ここで興味深い最近の説のひとつとして、信長はお人好しだった説があります。
もともと織田家は尾張の小大名に過ぎませんでした。そのため、領地の保護や拡大には優秀な人材が必要です。そうした人材の活用のためには、志願者に対する信頼が何よりも必要です。
そのため、相手を信用することが信長の基本スタンスだったのではないかということです。実際、彼の抜擢人事は功を奏し、さまざまな場面で成果を上げています。
一方、信長には独善的かつ独断主義者的な面もありました。そのため、彼の中には「自分は家臣や同盟相手を信頼しているのだから、相手もそうに違いない」という根拠のない自信につながっていたのかも知れません。
参考資料:浮世博史『古代・中世・近世・近代これまでの常識が覆る!日本史の新事実70』2022年、世界文化社
日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan