フランス版のエクスカリバーとして知られる聖剣が1300年の月日を経て崖から突如消える (3/4ページ)

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 いずれにせよ村の住民はショックを受けているようで、ロカマドゥールのドミニク・レンファン村長は地元紙に次のように語っている。
デュランダルがなくなるのは寂しい。何世紀ものあいだロカマドゥールの一部であり、ここを訪れるガイドは必ず剣について語ります

ロカマドゥールの人々は、自分たちの一部を奪われたと感じています。たとえ伝説であっても、この町と剣の運命は切っても切れないものなのです
 ロカマドゥールでは1166年、聖アマドゥールの聖遺物が発見され、奇跡の礼拝堂の正面にある聖母マリアの聖域の中心に埋葬されたとされている。

 デュランダルの剣はその礼拝堂のすぐそばの崖に突き刺さっていた。

 そのため、ロカマドゥールはフランス有数の巡礼地であり、多くの観光客らが訪れていた。

 デュランダルの剣は約80cmほどの長さで、伝説ではローランがこれを手に幾多の敵と戦ってきたと伝えられる剣だが、レンファン村長によれば、殺すためではなく人や馬を気絶させるために作られたものだという。

・複製であったが、歴史的価値が認められたもの
 また、英語版wikipediaによると、崖に埋め込まれていたデュランダルの剣は実際の物ではなく、複製であるという。

 フランス版wikipediaによると、ローランの死後、デュランダルの剣は彼の埋葬時にサン・ロマン教会に置かれたが、後にロカマドゥールに運ばれ、1183年にロカマドゥールを略奪したヘンリー・オー・クールマントルによって取り去られ、その軍資金として利用されたそうだ。

 崖に突き刺さっている状態となっているデュランダルの剣(複製)、礼拝堂を修復したシェヴァルト神父によって19世紀に確認されている。
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