倒幕のためなら…西郷隆盛の従来のイメージを覆す彼の3つの本性とは!? (4/5ページ)
この密勅は天皇自身の署名がないことなどから、偽物の勅書と見られています。西郷らは新政権でトップに据えるはずの天皇の意図とは無関係に、その権威を利用していたのです。
「冷血漢」だった西郷西郷は敵のみならず、配下に対しても冷酷でした。戊辰戦争が勃発すると、彼は旧幕府軍攻撃の先遣隊として赤報隊を組織。赤報隊は西郷の指示のもと、各地で「新政府は年貢を半減する」と宣伝し、民心の掌握に奔走しました。
しかし、年貢半減が財政的に困難だとわかると、西郷は公約を撤回。そればかりか、年貢半減は赤報隊が勝手に触れ回ったものとして彼らを追討し処刑したのです。
赤報隊には軍令違反の疑いもあったため、彼らにも非はありましたが、どさくさに紛れて年貢半減の責任を押し付けるなど、西郷のやり口は抜け目ないものでした。