猛暑がすごすぎてクレヨンがするする溶ける!観測史上最高気温を記録したラスベガス
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毎年「観測史上最高気温」という言葉を聞くのがもはや夏の風物詩となってしまったわけで、これほどうれしくない記録更新はないだろう。そんなわけで2024年も猛暑が手ごわいようだ。
アメリカ、ラスベガスでは5日間連続して46℃越えになったそうで、最高気温が48.9℃まで上がり、7月7日は、観測史上1位の記録を更新しちゃったという。
米国国立気象局が公開したタイムラプス動画には、固体のはずのクレヨンがするすると溶けだし、液体に変化する様子が映し出されていた。
なんか脳みそまで溶けだしちゃいそうな気分になるよ。
・猛暑が張り切り過ぎちゃってクレヨンが溶けて流れる
米国国立気象局は、ネバダ州ラスベガスの野外でちょっとした実験を行った。地面に紙を置き、その上に1本ずつクレヨンを立てて置いた。もう1つは紙の上に色とりどりのクレヨンを並べて貼り付け、バケツと石で固定して置いた。
まあ、なんということでしょう。
固形だったクレヨンが、まるで水が流れるの如く液体へと変化していったのだ。
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これはタイムラプス動画なので、実際にはとけて流れるまでの時間がかかっているものの、それでもクレヨンがここまで完全に溶けてしまう暑さというのはすごい。
・猛烈な熱波をもたらすヒートドーム現象🫠 https://t.co/FAwKgjKCG7 pic.twitter.com/H9rWEz6Ce4
— NWS Las Vegas (@NWSVegas) July 7, 2024
アメリカでは西海岸を中心に記録的な熱波に見舞われており、各地で観測史上最高気温が次々と更新されている。
世界でも最も暑いエリアの一つ、カリフォルニア州デスバレーでは53.9℃を記録したという。
ネバダ州ラスベガスでは5日連続で46℃を超え、7月7日には、1937年以来、観測史上最高となる48.9℃を記録した。
これは「ヒートドーム現象」と呼ばれるもので、上空にとどまった高気圧が熱い空気を閉じ込め、ドームのように地面を覆っているためだ。
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日本の暑さとは違い湿度が低いのはうらやましいことだが、湿度も低すぎるとまた問題が起きる。10%を割り込むほど空気が乾燥しているそうで、山火事の発生も懸念されているようだ。
Written by parumo
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