父を傷つけまいと痛みに耐え忍ぶ…平安時代の武人・公助の親孝行エピソード【光る君へ 外伝】 (3/3ページ)
『今昔物語集』では下毛野敦行(あつゆき)の子とされ、『古事談』では秦武則の子とされていました。
今回の親孝行ぶりに感動した中には内覧(書面では関白と表記)の藤原道長もおり、その後覚えめでたく取り立てられたと言います。
寛弘5年(1008年)には右近将曹(うこんのしょうそう)を務め、騎射に秀でた武人となりました。
『今昔物語集』では同僚の茨田重方(まんだの しげかた)らと伏見稲荷に詣でるエピソードも伝わります。
NHK大河ドラマ「光る君へ」に登場することはないでしょうが、道長を護衛する武人らの一人として、画面の片隅を彩るかも知れませんね。
※参考文献:
菊池容斎『前賢故実 9』国立公文書館デジタルアーカイブ日本の文化と「今」をつなぐ - Japaaan