なぜ一部の男性はヒゲを伸ばすのか?その意外な動機が研究で明らかに (2/4ページ)
さらには信頼感や友好的な印象、あるいはいい父親というイメージを演出することも知られている。
その一方、ヒゲが攻撃的で支配的な印象を与えることもある。
だが、それは周囲の人たちがヒゲを生やした男性から受ける印象の話だ。
ポーランドのシレジア大学とイタリアのパドヴァ大学の研究チームが今回知りたかったのは、ヒゲを生やしている側の話だ。
はたして、ヒゲを生やす男性たちは、なぜわざわざ時間とお金をかけてヒゲのお手入れをするのだろう?
意識的か無意識的かにかかわらず、彼らはそれによって何かをアピールでもしようとしているのだろうか?
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photo by iStock・ヒゲを生やす男性の心理
今回の研究では、この点を明らかにするために、男性414人(18~40歳)に質問をして、彼らがヒゲを生やす背景を探っている。
考えられそうな背景として研究チームが挙げているのは、「社会的な動機」「ジェンダーロールストレス」「男性への対抗意識」の3つだ。
社会的動機これらの要因をヒゲの手入れにかける時間やコストと比較して、その男性がヒゲを生やす動機について探ったところ、見えてきたのは次のようなことだ。
自己を守りたい、病気を防ぎたい、グループへの帰属意識、友人を得たい、地位を得たいといった社会的な欲求のこと
ジェンダロールストレス
社会から求められる男らしくあるべきという期待から受けるストレスのこと
男性への対抗意識
同性に対する競争心の強さのことで、「自分より魅力のある男性に会うと我慢できない」、「成功している男性の粗探しをしてしまう」、「ほかの男性にいつも勝ちたい」といった気持ちから測定される