かつて日本の最東端だった島「ミリ環礁」とは?日本統治時代の歴史をたどる (2/4ページ)
最大値は180度。
※ちなみに経度1度あたりの距離は緯度によって異なり、計算が煩雑なため今回は割愛します。
第一次世界大戦(1914年~1918年)まではドイツの領土でしたが、ヴェルサイユ条約(1919年)によって日本の委任統治領となりました。
やがて昭和16年(1941年)に大東亜戦争(太平洋戦争)が始まると、哨戒圏拡充のためミリ環礁に陸海軍の基地が設営。順次部隊が投入されていきます。
昭和18年(1943年)には海軍第66警備隊(第4艦隊司令部隷下・第6根拠地隊所属)が編成され、万全の体制をもって連合国軍(≒米軍)の襲来を待ち構えたのでした。
敵中に孤立、飢えや病気に苦しみながら敗戦
クェゼリンの戦い。後方との連絡を絶たれたことにより、ミリ環礁の第66警備隊は孤立に追い込まれた(画像:Wikipedia)
……が、米軍はミリ環礁を素通りしてしまいます。
そこに敵がいるからと言って、戦略的に必要なければ律儀に攻略する必要はないからです。
ましてミリ環礁は最東端ということで軍備が増強されており、最大5,756名の陸海軍将兵を抱えていました。
出来れば米軍としてもこんな所はスルーしたかったのでしょう。