今も語り継がれる”蛭子伝説”!日本神話に登場する不遇の神「ヒルコ」とは一体どんな神様なのか? (3/4ページ)

Japaaan

ヒルコはなぜ流されてしまったのか?

禊の名残である神社の手水舎(写真:wikipedia)

いくら体が不自由とはいえ、船に乗せて流してしまう行為は、現在の価値観からすれば許されることではありません。

イザナギとイザナミはなぜこのような酷い行為に及んだのでしょうか?

解釈には諸説あるものの、その背景には「穢れ(けがれ)」の価値観が大きく影響しているとされています。穢れとは病気や死を意味する不浄なものとして、人々は忌み嫌っていました。そして、体が不自由なことも穢れの一種であり、ヒルコは不吉な子とされてしまい、海に流されることになったのです。

この穢れを払う行為が「禊(みそぎ、身を清める行為)」です。そして、穢れを忌み嫌う価値観は現代日本人にも受け継がれています。

現在でもよく見られる「神社の参拝前に手を洗って清める」、「葬儀の後に体に塩を振りかける」といった風習はその名残です。

「今も語り継がれる”蛭子伝説”!日本神話に登場する不遇の神「ヒルコ」とは一体どんな神様なのか?」のページです。デイリーニュースオンラインは、蛭子伝説ヒルコ日本神話伝承神様カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る