カンブリア紀を生きたタコスみたいな節足動物「オダライア」に大顎があることが判明 (2/4ページ)
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オダライアの化石、ROMIP 60746 / image credit:Jean-Bernard Caron, Royal Ontario Museum.・オダライアの分類は未解決だった
まるでアルマジロのようなオダライアの甲冑は、脚を含めた体の半分を覆っていて、まさにタコスの皮に包まれているような格好だ。
だが、彼らの捕獲メカニズムはこれまでわかっていなかった。
トロント大学のアレハンドロ・イスキエルド・ロペス氏によると、1980年代時点では、オダライアの化石の数が限られていて、その奇妙な形状から、本当に大顎類の仲間なのか、エサはなにを食べていたのかという疑問が未解決のままだったという。
だが今回の分析により、大顎類の仲間であることが明らかとなった
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オダライアの化石、OMIP 952413_1. / image credit:Jean-Bernard Caron, Royal Ontario Museum
体長およそ20cmのオダライアのような初期の大顎生物は、カンブリア紀に海底に生息していたが、もっと海面近くへと移動することができた大型生物の仲間の一部だったという。
このタイプの仲間はその水域を豊かにし、より複雑な生態系への進化移行を促した可能性がある。
カンブリア紀の化石は、5億年以上前に始まった生物グループの大きな分岐を記録していることが多い。
この時代には、目、脚、殻など無数の進化が起こり、関節のある四肢をもつ節足動物の一種である大顎類など、多くの動物グループの最初の多様化が見られ
た。
大顎類は進化の成功の例といっていい。